ゴールデンウィークも終わり、5月はいよいよ学習に本腰を入れたい季節です。
新しい環境に馴染んできて、あとは大丈夫そうだなーと、子どもに勉強のペースを任せ、ちゃんとやっているか確認せずに放置はしていませんか?
学習の土台作りを5月にするワケ
5月は学習をしっかり安定させ、学習量を増やすのに大切な時期です。
子どもたちを見ていると、5月で「勉強をしっかりやる子」「慣れてやらなくなる子」とはっきりと分かれていきます。
5月で、学習する習慣を確実なものにして、ブレない土台を作り上げましょう。ここは、子どもではなく、親がちょっと頑張らないといけない時期ですよ😊
このタイミングを逃すと、以後、1学期に勉強量を増やしたり、勉強の仕方を変えたりするのは難しくなってきます。
6月は梅雨に入り、暑苦しく、どんより重い空気が学校を流れます。また、祝日が少なく子どもたちにとっては辛く長い季節です。
5月に野放しにしてしまい、6月に引き締めることは困難です。梅雨が明ければ夏休み。
5月で学習姿勢が決まる、そんな大切な季節です!
ブレない学習習慣を身につけるコツ
勉強のやり方や時間など、決めたことは守る
子どもたちは学校生活に慣れてきて、「このくらい適当でも今年の先生は大丈夫」と面倒なことを最小限にしたり、「やりたくないなあ」と思う気持ちを押し通せるかどうか試そうとする時期です。
ここで緩ませると、復帰は難しいですよ。そう覚悟して、断固としてブレない対応をしましょう。適当は許しません。ここは親としてぜひ頑張ってほしいところです。
じゃあ、明日からちゃんとやりなさいね。はダメですよ!5月は、決めたことはちゃんとやる。習慣で反射的にやる。隙を与えないことです。1ヶ月かけて習慣化しましょう。
また、余裕があるようならば、勉強量を増やしていきましょう。難しい課題を増やすより、「量」や「時間」を増やすのに適している時期です。
5月のテーマは学習の「習慣化」です。そして、増やした時間を毎日ブレずに必ずやり、習慣化、定着するのに最適です。
お母さんも一緒に自分の勉強をしましょう
子どもは勉強が習慣化するまで苦しいものです。お母さんやお父さんが当たり前にまずはそれをやりましょう。
共働きの方は休日は一緒に勉強する時間を確保しましょう。
親ができないことは子どもはできません。
親自身が面白い!勉強は大切だ!そう思って意気揚々と学ぶ姿を見せ続けることがとても大切です。
遊びたいなあ、やりたくないなあ。そう思っても、目の前で一緒に本を広げ、集中して勉強しているお母さんを見て、子どもはまた不思議とちゃんと自分の手元に目が戻ります。
自分はやりたくないことをやらされている。子どもはそう思います。
でも、お母さんが真剣に机に向かい、勉強している姿を見ると、子どもは本当に変わっていきます。それを根気よく継続して見せることが5月の大切なことです。
もし、自分がやってみて日々勉強することの難しさを感じたなら、それはそれで、大きな収穫です😊子どもの褒め方や励まし方、子どもに対する見方が変わるはずですよ!
投稿者 岬
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